初心者必見！Amazonで出店前に知っておく最強５つのコト

2017.09.09

Amazonでは、どんな個人でもどんな企業でも商品を販売することができます。
しかしながら、Amazonで売上をしっかり上げるためには、基本的な戦略を知っておくべきです。

今回はAmazon販売する前に知っておきたい大切な考え方を紹介していきます。

１ まずは、Amazon販売アカウントの作成

まず、Amazonで販売するには、出品用アカウントを作成する必要があります。これに関しては無料で作ることができます。（小口アカウントを選択した場合。）大口アカウントの場合は月額4900円（税別）がかかります。

大口アカウントと小口アカウントの違いはこちら
https://services.amazon.co.jp/services/sell-on-amazon/individual-promerchant.html

もし、あなたが、自社の事業でしっかりと売上を作りたいと考えるのなら、最初から大口アカウントを選ぶことをおすすめします。
そうではなくて「2,3万円程度で収益が上がればいい」というのであれば、小口アカウントを選択するのもありでしょう。

２ ニッチな商品を販売するなら、長期的に売上をあげられる可能性が高まります。

Amazonには強力な集客力、販売力が備わっているECサイトです。だから、あとは、あなたがどんな商品を売るかがとても重要な要素になってきます。もしあなたがだれでも知っているコーラをAmazonで販売しようとするなら、私は「絶対にやめてください。」と言います。

なぜなら、その商品は誰でも扱うことができ、さらに大手のほうが仕入れ価格を低く仕入れることができ、販売価格で敗ける可能性が高いからです。（Amazonでは、販売価格が低い販売者にカートが獲得しやすい仕組みになっています。）

逆にあなたが販売しようとしている商品が、他の個人、企業が扱っておらず、ニーズがある商品なら、長期的に売上をあげられる可能性が高くなります。（Amazonのユーザーニーズに合わせた商品を開発するというのも賢い選択となります。）

３ すべてはカートボックスを獲得するかどうかにかかっています。

各商品販売ページにある「カートに入れる」　という黄色ボタンを獲得することができなければ、あなたの商品はほとんど販売に結びつくことはないでしょう。

では、どうすればカートボックスを獲得できるのでしょうか？
Amazonのサイトでは下記のとおりに示しています。

ショッピングカートボックス獲得資格の要件
Amazon.co.jpサイトの顧客満足度向上のため、出品者がショッピングカートボックス獲得資格を得るには所定の要件を満たしている必要があります。

・注文不良率：注文不良率は、購入者からの評価、Amazonマーケットプレイス保証やチャージバックの申請率の割合を元に算出されます。
・その他の出品者のパフォーマンスの指標
・配送スピード、配送方法、価格、FBAの利用によるものも含む年中無休のカスタマーサービスなどを通じて、商品と共に購入者に・提供されるショッピング体験全般。
・Amazon.co.jpで出品している期間と取引の数
・出品形態が「大口出品」であるかどうか

引用：ショッピングカートボックスの獲得

https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html/?ie=UTF8&nodeId=200505830

私の経験では、相手がFBAを利用して、大口出品者であるならば、あとは販売価格の問題。1円でも安い価格で販売している販売者がカートボックスを獲得します。しかしながら、もしこちらが1円安くした場合には、当然ながら相手の出品者も更に1円安くしてくるでしょう。それが繰り返し行われれば、お互いの出品者が利益が出ないところまで価格が下がる「悲惨な価格競争」になるのは容易に想像できます。（販売価格が同じであってもAmazonポイントで競争したならば、それは同じことです。）

そうならないためには、やはり「あなたしか取り扱えないオリジナル商品を販売」もしくは「あなたしかすることができない販売方法」を行なうしかありません。私はこのあたりのことを当社のクライアント様に詳しくお伝えしています。

カートボックス獲得率は以下の箇所から確認できます。
Amazonセラーセントラルの販売管理画面→レポート→ビジネスレポート→詳細ページ売上・トラフィック

４ 多くの人とつながる。

あなたの商品をAmazonで販売する際には、可能な限り様々なところで紹介してください。考え方としては、「自分で紹介する」と「自社の商品を誰かに紹介してもらう」です。自分で紹介するというのは、たとえば、フェイブックやTwitter、あるいはブログで紹介するということです。その際に自社の商品が販売しているAmazonのURLをつけることもお忘れなく。

また、多くのフォロワーを持つTwitterユーザーやユーチューバー、ブロガーに商品を無償で提供し、商品の紹介をしてもらうメールをしてもよいでしょう。

なおAmazonのURLは長い場合には、URLを短縮する無料のサイトがありますので、ぜひ活用してみてください。
Amazon URL かんたん短縮メーカー　TAKEWARI
http://www.takewari.com/amazon_url_shortener.html

５ 受注から発送までを請け負ってくれるAmazon　FBAの利用は必須。

Amazonで販売するのなら、FBAの利用は必須となります。AmazonFBAを利用することで受注から発送業務をすべてAmazon側で行なってもらうことができます。（当然Amazon指定の倉庫に納品が必要です。）このFBAはAmazonではとても推奨しており、詳しい利用方法もAmazonカスタマーに連絡すれば、教えてくれます。

いかがでしょうか？ここでは、Amazonの販売で重要になることをお伝えしました。
これ以外にもたくさんの戦略が必要になってきますが、それはまたの機会に。

■当サービスでは、Amazonの出品に関しての無料相談（法人様のみ）を行っています。
無料相談フォームはこちら。
http://amazon-shuppin.com/inquiry.html