あなたの利益をじわじわ削るAmazonFBA 在庫保管手数料とは?

2017.05.23

FBAサービスを利用して、自分の商品をアマゾンの倉庫に保管させるときには、保管料が発生します。正式には、「在庫保管手数料」といいます。これは商品の体積と保管した日数によって算出されます。つまり体積が大きければ大きいほど、在庫保管手数料は高くつきますし、小さければ小さいほど、料金は抑えることができます。売れている商品であれば、それほど、利益を圧迫しませんが、ちゃんと計算していないと、徐々にあなたの利益を削ってきますので、ぜひ一度確認してみてください。

計算方法は?

ではどうやって計算するかと言いますと、

計算式はコレです。
¥8.126 × {[商品サイズ(cm3)] ⁄ (10cm×10cm×10cm)}×[保管日数 ⁄ 当月の日数]

それでは、事例としてこのティッシュの商品を例にあげて計算してみましょう。
www.amazon.co.jp/dp/B00G8SWS8A

ティッシュ
ティッシュケース
サイズ:25×13×6.8cm

こちらの場合、

1 商品サイズを計算
25×13×6.8=2210cm3

2 8.126をかける
8.126×2210=17958.46

3 上記の数値を1000で割る
17958.46/1000=17.95846

4 保管の日数を当月の日数で割る
(31日保管した場合を計算する場合)
31/31=1

5 3の数値を4の数値でかける。
17.95846×1=17.95846
小数点第一位で四捨五入すると、「18」
この商品1個を31日保管した場合、18円の在庫保管手数料がかかります。

とここまで、手で計算するのは大変ですよね?

というわけで、アマゾンが用意してくれているのが、「在庫保管手数料シミュレータ」です。
(最初からそれをおしえてほしかったという声が聞こえてきそうですが、一つの情報としてFBA保管料の計算式を知っておいても損はないです。)

これは商品サイズを入力するだけで、月額の在庫保管手数料を自動で計算してくれます。
在庫保管手数料シミュレータ

FBA保管料を通して考えるべきこととは?

・アマゾン倉庫に納入する前に、1ヶ月の在庫保管手数料を計算する必要がある。
・売上の見込みが無いうちに、商品を一度に大量(10個以上)の商品を納入しない。
・最初は5個ぐらいから始め、たくさん売れるようになったら、販売数に応じて多めの数を入れる。
・体積が大きいのに、販売価格が低い場合は収益を上げにくくなるため注意。逆に体積が小さく、販売価格が高い商品がおすすめ。

これを考えると、つまりアマゾンは
「売れる商品をFBAサービスで扱ってほしい。売れない商品を倉庫に滞留させたくない。体積が小さい商品なら、なお良し」という意図が伝わってきますね。

■当サービスでは、Amazonの出品に関しての無料相談(法人様のみ)を行っています。
無料相談フォームはこちら。
http://amazon-shuppin.com/inquiry.html

  1. Amazon出品.com ホーム
  2. お役立ち情報
  3. あなたの利益をじわじわ削るAmazonFBA 在庫保管手数料とは?